全日制・定時制高校との違い
入学時期
- 通信制高校 ・・・ 4月と10月、もしくは随時可能
- 全日制高校 ・・・ 4月のみ
- 定時制高校 ・・・ 4月のみ
小・中学校のように、全日制や定時制高校では4月入学が一般的です。
一方、通信制高校では「4月」と「10月」の年2回を入学時期としているケースが多く、学校によっては通年を通して入学を許可しているところもあります。
通学スタイル
- 通信制高校 ・・・ 1コマ50分程度で半日のみ(学校により異なる)
- 全日制高校 ・・・ 9時?16時頃まで
- 定時制高校 ・・・ 夕方?1日4時間ほど(午前・午後の学校もある)
通信制高校の授業は半日のみが基本で、選択コースによっては1日かけて授業をする学校もあります。
それに対し、全日制は1日6時間ほど、定時制高校は1日4時間ほどの授業時間となっています。
通信制高校や定時制高校には働きながら学校に通っている人、芸能人・アイドルとして活動している生徒も多く、両立が可能なスケジュールが組まれているのが特徴です。
単位制と学年制
- 通信制高校 ・・・ 単位制
- 全日制高校 ・・・ 学年制(まれに単位制)
- 定時制高校 ・・・ 学年制or単位制
単位制の場合は、「1学年ごとに必要な単位数」の規定がなく、1年間で習得したい単位を自分で決められます。
生徒の学習ペースや体調、学業以外のことと両立させながら卒業を目指せるようになっているのが、単位制を採用している通信制高校の特徴といえるでしょう。