高認試験とは?高卒資格との違い

 

「高卒認定」「高認」の正式名称は「高等学校卒業程度認定試験」といいます。

 

高卒認定という名称から、高卒資格と混同されやすいのですが、高卒認定と高卒資格は異なるものです。

 

高卒認定とはどういう資格?

 

 

高卒認定(高等学校卒業程度認定試験)とは、高校を卒業した人と同等の学力があるかどうかを認定するための試験のことをいいます。

 

試験は年に2回行われ、試験日の年度末に満16歳以上であれば試験を受けることができ、8〜10科目の必修科目に合格することで高卒認定取得となります。

高卒認定に合格すると、「高校卒業者と同程度の学力がある」と認められ、高卒資格が必要な大学や専門学校の受験資格を得られます。

 

 

高卒認定と高卒資格の違い

 

 

高卒認定と高卒資格は別のものです。

 

高卒認定はあくまでも高校卒業者と同程度の学力であることを証明するものです。高校を卒業したことにはならないため、高卒資格としては扱われません。例えば、高校を中退して高卒認定を取得したとしても、その時点での最終学歴は「中卒」となります。

 

高卒認定の特徴
  • 高等学校卒業程度認定試験に合格することで得られる
  • 高卒認定を取得すれば大学や専門学校の受験資格を得られる
  • 高校、高専(高等専門学校)の在籍中でも受験できる
  • 高卒認定を取得しても高校を卒業したことにはならない

 

 

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