通信制高校の単位取得の仕組み
通信制高校の学習は、以下の3つの構成から成り立っています。
- レポート
- スクーリング
- テスト
レポート(添削指導)の提出
学校から配られたレポートを、教科書などを参考に問題を解いていき、理解度や学習の進み具合を学校側が把握するという流れです。
レポートは論文のような形式ではなく、問題集のようなプリントをイメージするといいでしょう。
レポートの数は1週間に2?3枚ほどで、25単位を習得したい場合は、年間70枚前後の課題を送付する必要があります。
スクーリング(面接指導)する
普段、自宅で学習していることが多いので、わからない問題を質問したり進路を相談したりする機会となっています。
スクーリングの日数や授業のスケージュールは学校ごとに異なりますが、高校を卒業するためには決められたスクーリング時間を満たさなければなりません。
テスト(単位認定試験)を受ける
単位認定試験とは、高校卒業のための単位習得に必要な最終テストです。
この試験を受けるには、科目ごとのレポート提出とスクーリング日数を満たしていることが条件になります。
テストは年度末に1回のみの実施となり、難易度としては比較的易しいです。
テスまたテストの点数が基準に満たなくても、追試や補習で単位が認定されるケースもあります。