登録販売者とは、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品(かぜ薬や鎮痛剤など)の販売ができる医薬品販売の専門資格。いわば「薬のスペシャリスト」です!
登録販売者がいれば、一般用医薬品の大多数を占める第二類・第三類医薬品の販売が可能になるため、企業にとっては大きな戦力に!
企業から求められる、ニーズの高い注目の資格です。
登録販売者の仕事内容って?
2006年の薬事法改正によって誕生したのが登録販売者です。それまで、一般用医薬品の販売には薬剤師が必須でしたが、薬剤師の人手不足によりお客様に十分な情報が行き渡らないという実態がありました。
登録販売者の役目は、お客様に適切な薬をアドバイスすること!薬の説明書や外箱の表示は医薬の専門的な言葉が多く、一般の方にはわかりにくい内容です。
登録販売者は薬の成分や効能をわかりやすく説明し、副作用など注意すべき情報を伝える、とても大切な役割を担っています。
薬剤師とは何が違うの?
薬剤師との大きな違いは、次の2つです。
@処方箋に基づく薬の調剤ができるかできないか
A第一類医薬品が販売できるかできないか
一般用医薬品は、リスクの程度に応じて3つのグループに分類されています。
このうち登録販売者が取り扱えるのは「第二類医薬品」と「第三類医薬品」のみですが、一般用医薬品のなかで第二・第三類医薬品が占める割合は9割以上!そのため、登録販売者は薬剤師不足を補う人材として、重宝されています。
就・転職が有利に!子育て後の再就職にも
一般用医薬品を扱うさまざまな小売業への就職・転職の際、この資格は大きなアピールポイントに!ドラッグストアや薬局は全国各地にあるので、希望する地域で職場を見つけやすいというメリットもあります。一度取得すれば生涯有効な専門資格なので、出産や子育てが終わってからの再就職にも活かせます!