介護事務とはどういう仕事?

介護事務とは、ひと言で言えば、介護保険や介護に関する事務業務のスペシャリストです。介護施設で受付を担当したり、レセプトと呼ばれる介護給付費明細書を作成するほか、ケアマネジャーのサポートまで行うこともあるため、幅広い知識やスキルが必要とされます。

 

介護事務になるために必要な知識・スキルは?

介護事務として求められるスキルは、主に以下の3つです。いずれも必須ではありますが、未経験から介護事務になる場合、これらの知識やスキルを身につけておくと、就職や転職の際に有利になるでしょう。

 

介護保険制度やレセプト作成に関する知識

介護事務では、レセプト作成は欠かせない業務なので、レセプトの作成方法や介護保険制度に関する知識は身につけておくと良いでしょう。介護事務の仕事は資格がなくても行えますが、資格があればこれらの介護事務に関する知識が身につき、また知識が身についていることの証明にもなります。さらに、資格手当がつく可能性もあるので、介護事務の資格を取得することをおすすめします。

 

 

介護事務のおすすめ資格:介護事務認定実務者(R)

介護事務の資格としておすすめなのが、介護事務認定実務者(R)です。介護事務認定実務者(R)は、介護事務やレセプト作成の基本スキルがあることを証明できる資格です。介護の資格には、受験資格として介護の実務経験が求められるものが多いですが、介護事務認定実務者(R)は実務経験がなくても受験できるので、介護の仕事が未経験の人にとっては最適な資格と言えます。
ユーキャンの介護事務講座の受講者は、テキストを見ながら、自宅で試験を受けられるのもおすすめの理由のひとつです。

 

パソコンスキル

レセプト作成・会計・書類作成などの業務には、パソコンが欠かせません。ワードやエクセルなどの基本操作は最低限行えるようにしておきましょう。
加えて、MOS(Microsoft Office Specialist)などの資格を取得していれば、就職・転職の際、面接でのアピール材料にもなります。

 

コミュニケーション能力

介護事務の仕事内容には電話応対や来客応対などもあります。相手は医療機関の関係者から、施設の利用者、利用者のご家族までさまざまですが、自分で対応できるものに関してはその場で対応することも求められます。利用者によっては受付の人が明るい対応をしたり、やさしい言葉をかけたりするだけで、救われた気持ちになる方もいらっしゃるので、相手に合わせた適切なコミュニケーションが大切です。

TOPへ